LNBの設定が完了したら、次は受信レベルの調整と、実際に衛星受信をはじめます。 初級編としてスカパーの衛星を例とし、受信をすすめます。
スカパーJCSAT3Aはどこにある?
ご自宅のベランダなどアンテナが設置できる場所から、晴天時の午後1時から2時に太陽が見えるか確認(南南西の方角)。見えるかどうかが受信の目安になります。
それじゃわからない!って方のために、アンテナの方向を調べる方法をいくつかご紹介します。
Iphoneアプリを使う!
アイフォンのアプリでも衛星を探すのに役立つものがあります。いくつかご紹介します。
Dishpointer
DishPointer AR Pro(DishPointer AR)は、衛星放送用パラボラアンテナを設置するにあたり最適な場所を見つけるの主な目的としています。
DishLoc
DishLocを簡単にカメラの視点を重ね合わせ、お好みの衛星を表示して、衛星放送受信アンテナを設定するには最適な場所を見つけることができます。
iSatFinder
座標を使用してGPSを得ることができるか、または、それらを手動で入力できますが、リストから必要な衛星を選択し、プログラムが右標高、azimutおよびLNBスキューを計算してみましょう。
実際にいくつか使ってみましたが、衛星を探す楽しみを倍増させてくれます。 スカパー衛星だけでなく、最初から多くの衛星リストがインプットされているものもありましたので、海外衛星にも使えそうです。
アンテナ微調節のコツ!
まず、アンテナの方向調整は上下左右とも衛星の方向に1度程度以内で合わせないといけないので、初めてのアンテナ調整は難しいことを、理解して調整に臨んで下さい。
最初に、「都市別一覧表」などに従い、「コンバーター傾き」をあわせます。↓
https://www.maspro.co.jp/spqa/chapter01f/01_003.htm
https://www.maspro.co.jp/spqa/chapter01f/01_apx10.htm
続いて、同様に「仰角」を仮セットします。これは後で1度以内に微調整するので、ここでは仮調整になります。さらに、「方位角」を仮調整します。こちらが方向の目安です。↓
https://www.skyperfectv.co.jp/welcome/step2/map.html
この時点では、「仰角」も、「方位角」も10度以上ずれている可能性がありますから、それを念頭に、1度以内に微調整して追い込むことを考えながら、根気よく微調整します。特に、僅かでも感度が出たらかなり近いので、2,3度以内の微調整を重ねて追い込みます。
アンテナの受信レベルを調整
できるかぎり受信レベルを上げよう!
ほんの少しアンテナを動かすだけで、受信レベルが変わります。受信レベルが最高に上がったところで、次は、ついに衛星の番組スキャンです。その狙った衛星から、どれだけノースクランブルの番組がキャッチできるかをスキャンします。
スキャン中、受信したTVチャンネル数が表示されます。スキャンが完了後は、Exitボタンで戻ってください。
早く解除したい方!
スカパープレミアムHDのみ早く見たい!っていう方は、サテラ1本機を購入後、日本語パッチを入れてから、受信レベル確認もできますので、当ページは省略可能です。気が短い方は[サテラ1改造実験ガイド]