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アンテナを選ぼう！

アンテナ選び方！

選び方：まずアンテナの形を知ろう

アンテナの種類としては代表的なものを覚えましょう

オフセット型アンテナ
よく見かけるアンテナです。BS放送、CS110度（E2）、CS124・128度（スカパープレミアムHD）などの受信で使用されています。海外衛星では仰角がかなり低い衛星には使用できません。

センターフィード型アンテナ
中心に焦点位置があるタイプです。材質は、金属と網（メッシュ）があります。オフセット型と比較すると、感度が良いという利点。室内アンテナや、また海外衛星受信に使われることが多いのです。

平面アンテナ
基地局で受信した電波を受信するのに使われているようです。

馴染みの無い名称かもしれませんが、今までまったく気にとめていなかったあなたも、今日から外を歩くときにアンテナを探してみて下さい。意外と多いことに気付くと思います。

アンテナの種類、オフセットとセンターフィードと平面

目的の番組を視聴する為のアンテナにも種類がある。まずは、目的にあったアンテナを用意しよう。アンテナの価格も種類やメーカーによって違うが、相場は5000～9000円といったところ。オークションであれば、3000～4000円で手に入れる事もできる。

選び方：アンテナの周波数は主に2種類！

はるか遠く、宇宙の放送衛星から、電波が送られてくるのを受信するアンテナで受信する。その電波の周波数を知っておきましょう。周波数は、見たい衛星により異なります。

Cバンド: 3.4～7.075GHzの周波数帯をいいます。
降雨障害が少なく、受信エリアは広いが、大きいアンテナ（90cm～）が必要。

受信エリアが広いため、海外の放送を日本で受信できます。海外衛星はCバンドを狙います。

Kuバンド: 10.6～15.7GHzの周波数帯をいいます。
降雨障害が多く、受信エリアも狭いが、小さいアンテナ（45cm～）でOK。日本から近い国の放送でKuバンドもあります。海外衛星でも受信できる衛星があるのです。

それでは、日本のスカパーはどちらでしょうか？スカパーは12GHz帯で電波を流していますので、小さいアンテナで受信できるKuバンドです。BSもKuバンドです。海外衛星はCバンド！日本衛星はKuバンドと覚えておきましょう。それでは、もっとわかりやすく、人気の衛星を例に、地図でご説明します！

スカパープレミアムHDの衛星JCSAT3A

スカパーの衛星の１つJCSAT3A。インテルサット８と違い、とても絞られています。そのため、海外ではまず受信できないでしょう。このように、Kuバンドの場合は、狭い範囲に絞って電波を流しているため、受信地域が限定されてしまいます。インターネットで調べると、韓国、台湾の一部の地域では、受信できているようです。ただ、４５ｃｍのアンテナでは感度が足りず、１00ｃｍ近いアンテナを使っているそうです。

衛星のアンテナサイズはどうやって調べる？

とても便利なサイトをご紹介します。Lyngsatです。こちらのサイトで、日本で視聴できる衛星が何か、またその衛星がCバンドかKuバンドか、また番組が有料か無料かまで調べることができます。さらに上記図のように、衛星の地図も表示してくれるので、アンテナサイズ選びの参考になります。Lyngsat　mapで地図の表示ができます。

衛星受信はスカパー！から始めよう！
衛星受信は面白そう！でも過去経験が無い・・・。そんな方は、まずスカパー！の受信から始めると感覚がつかめるかと思います。スカパー！受信は簡単です。４５ｃｍの124/8度CSアンテナセットを買う。価格も中古であれば5000円以下、新品でも1万円くらいで手に入るはずです。

スカパー！の次は９０ｃｍアンテナで韓国番組を！
スカパー！で衛星受信に慣れた方は、９０ｃｍのアンテナ購入を購入する。そして、海外衛星受信にチャレンジしてみましょう。まずは人気のコリアサット！韓国の放送をリアルタイムに楽しむことができます。コリアサット５号 (Koreasat5：ムグンファ５号)のSBS・MBCや、コリアサット３号 (Koreasat3：ムグンファ３号)のKBS1・KBS2・EBS1(高等)・EBS2(中等)・EBS3(英語)・OUN(大学)を受信することができます。また、先ほど紹介したインテルサットも受信できている方もいます。

１８０cmアンテナからは数十種類の衛星が！
１８０ｃｍは大きい！取り付けができるのか？と思うかもしれませんが、マンションのベランダでは難しいため、マンションオーナーにお願いし、屋上に設置させてもらったケースもあるようです。１８０ｃｍ以上のアンテナまで設置できれば、海外衛星の世界がぐっと広がり、日本にいながら世界の番組が楽しめるようになります。複数の衛星を受信したい場合、何度もアンテナの向きを変えるのが面倒！という方は、小型H-HマウントDG-120とマウント台などを使って、アンテナをリモコンで回転させることも可能なのです。色々な機材がありますので、自分だけの受信セットをオリジナルで自作し、コストを抑えることもできます。