NHK受信料・スカパー受信料について無料衛星を受信する場合、どうしても気になるのが、NHKの放送番組。視聴すると視聴料を払わないといけないのか、視聴しなくても、払う義務があるのかどうなのか・・・・ そこでNHK受信料に関して調べてみました。
NHK受信料とは
NHK受信料とは、NHKとの契約の結果発生するものです。契約をしていなければ、そもそも受信料を支払う義務が存在しません。契約とは双方が自由意志により合意しなければ成立しませんので、NHKと契約するのが嫌なら、断る！との意見もあります。また、NHK会長が「義務ではない。税のようにも強制できない。あくまでご理解ご納得の上で」と、国会で答弁しているそうです。
しかし、NHKも当然運営費が必要なわけですから、NHKを普段から視聴されている方は、やはり支払うべきだと思います。ただ全く見ない方は・・・・それは人それぞれの個人のご判断だと思います。
しかし、同意し契約をした後なら、話は別になります。
NHK受信料督促裁判について、2009年7月28日に東京地裁において判決があり、支払を拒否していた男性２名に対してそれぞれ、8万3400円の全額支払いを命じたようです。この２名の方は、受信契約をした後に、支払いを拒否しており、ある意味妥当な判決ではないかと思います。 一般の消費契約においても、契約をした後に、契約内容を無視して一方的に不払いをするのは良くないことではないでしょうか。今回の判決でハッキリした事は、もし受信料を支払わないのであれば、最初から契約をしないか、現在契約中であれば、解約の手続きをしてからにしたほうが良いということでしょう。 現在、不払い中の方はご注意ください。
スカパープレミアムHD受信ではNHK受信料が必要？
スカパープレミアムHDの衛星はBSの衛星とは向きが違いますので、衛星系はスカパープレミアムHDだけを受信するならばNHKの衛星契約は不要です。ただ、スカパープレミアムHDとスカパーE2やBSが同時に受信できるアンテナもあります。その場合は難しいので、個人の判断だと思います。
海外衛星を受信ではNHK受信料が必要？
パラボラアンテナで受信できますので、見ようと思えば見れる、見ないと決めれば方向を向けなければ映らない・・・。これも個人の判断となるでしょう。
NHK受信料に罰則がなぜ無い？
ではなぜ罰則がないのか、「受信料制度に納得がいかない」などのNHKに異議を持つ人たちに対して、罰則を設けないことによって「契約をしない」という選択を与える為だそうです。また、法的な強制力を伴う罰則規定などをつけて契約を法によって強制すればこの条項は憲法違反になりますので、罰則をつけない事によってかろうじて憲法との整合を図っているそうです。
NHK受信料の集金の方が来たらどうする？
集金の方が訪ねてきた場合、断り方ですが、。ドアを開ける必要もなく、またTVの有無も言う必要もなく、インターフォンもしくはドアチェーン越しに、「契約はしませんのでお帰り下さい」でよいそうです。明確に「帰れ」という意思表示後も居座るようなら刑法の不退去罪成立ですので、遠慮なく110番通報、警察に対処してもらいましょう。普通は「しつこいと警察呼びますよ」と言えばよいそうです。
NHK受信料お断りのステッカーがある？
ネットで検索していると、見つけました。色々と工夫されて作られているようです。でも実際の効果のほどは・・・？
あまり意味が無いという意見が多いので、きっと自己満足なのでしょう。ただ集金人も同じ人間ですから、またストレスも溜まるお仕事をされているので、お断りのシールを張っているお宅へは強引な集金はできないかもしれませんね・・・
NHK訪問禁止 NHK受信料不払いの家・・・このステッカーの意味だと払ってくれそうな気がするのですが・・・。NHK受信料を返せ！・・・返還請求ということは、すでにお支払いされている方だということですね。
NHK受信料の解約は？
方法は簡単で、最寄りのNHK放送局に電話して「テレビを廃止したので廃止届をください」と伝えます。https://www3.nhk.or.jp/toppage/zenkoku/ 送られてきたものに記入して送り返せば完了します。
NHK受信料を払うか払わないか？
まだNHK受信料をお支払いされていない方は、とても迷われていることでしょう。個人的な考え方ですが、NHKの番組でも、面白いものはたくさんあります。見応えある番組があるのです。その面白い番組をみていらっしゃるのなら、NHKの運営に協力するためにも支払ったほうが良いと思います。ただ、NHKの番組が大嫌いで、まったく見たこともない！という方は非常に少ないとは思いますが、あとは個人の判断でしょう。当サイトで紹介している無料衛星、海外衛星は受信料必要無しです。そして今まで見たこともないような海外の番組を楽しむことができます。ぜひ海外衛星にチャレンジされて見て下さい。
